札幌市厚別区の新札幌エリアでダイエット特化型ジムR.Physio labを経営している小川です!
前回の記事でパーソナルトレーニング での事故が起こっていることがメディアに取り出されていることを解説いたしました。
本日はパーソナルトレーニング中に事故が起こる理由について解説したいと思います!
パーソナルトレーニング中の事故の実際例
パーソナルトレーニング における筋力トレーニングでの障害発生にに関する相談が、2017年度以降の約5年間に105件にのぼり、その4人に1人は治療に1カ月以上がかかってしまうとの報道がでております、その中には脊髄損傷、筋肉の損傷や靭帯性の損傷も起こっていたとされています。では一体それらは具体的にどのような怪我なのでしょうか?
実際の例が上がっていたので、記事を元にしていきます。
パーソナルトレーニング中の女性に起きた事故
30代・女性
パーソナルにて筋力トレーニングを2021年4月にスタートし、週2、3回通えるときに1回1 時間枠でトレーニングをしていた例です。最初の2ヶ月はデッドリフトと呼ばれるシャフトを地面から持ちあげるトレーニングを実施して、徐々に重量を持ち上げていったそうです。
最初は30-45kgの重さを持ち上げていたそうですが、次第に前屈姿勢でシャフトを持ち上げるのが困難になっていったそうです。しかし、その後も状態が変わらず、痛みが激しくなり、最終的には2kgの重量ですらもつことが困難になったそうです。その後整形外科を受診し、MRIで精密な検査を行ったところ、腰椎・仙骨の骨折が発覚したとのことです。
なお、細かな後日調査ではこのパーソナルトレーナーは不適切ともいえる過剰なたんぱく質摂取・糖質摂取の強制もおこなっていたということがわかっています。
パーソナルトレーニングで骨折した腰椎・仙骨とは
腰椎とは背骨の一番下に位置する腰の骨のことで5つ存在します。その下にあるのが骨盤で骨盤は仙骨と呼ばれるホームベース状の形をしている骨と両サイドに腸骨と呼ばれる骨の3つで表されるのです。今回の事故で起きたのはこの腰椎とよばれる腰の骨と仙骨と呼ばれる骨盤の骨の骨折です。
ではなぜこれらの骨が折れるのでしょうか?
これらの箇所には脊柱起立筋と呼ばれる腰をそらす筋肉が付着しています。重いものをもつ際はこれらの筋肉が強く働きます。デッドリフトと呼ばれるような床からシャフトをもつようなトレーニングでは必ず脊柱起立筋が収縮するようになります。
これらの筋肉が過剰に頑張ってしまうと付着している骨が疲労骨折をしてしまうことがあります。では過剰に頑張ってしまうのはなぜか?
それは持ち上げ動作のフォームが要因として考えられます。実は同じデッドリフトでも腰を丸めた状態での持ち上げ動作と骨盤をたてて、腰をそらした中での動作では脊柱起立筋へ加わるストレスが3倍から4倍変わるという事が過去の研究で分かっています。つまり、背中を丸めたいわゆる悪いフォームで行うことは障害発生リスクを高めてしまうのです。当然フォームの問題もありますが重量を上げるほど、これらへストレスが加わる可能性は高くなります。
フォームや負荷だけではない骨折のリスク
骨節のリスクは実は上記のフォームや負荷の問題だけではありません。カルシムの不足や・マグネシウムの不足、ビタミンDの不足や運動不足などで骨そのものがもろくなってしまうことがあります。骨粗鬆症と呼ばれるような実際診断名がつくものと確定診断はつかないものもありますが、栄養の不足で骨節のリスクが高まることが十分にあり得るのです。
パーソナルトレーニングで事故を起こさないための当店の対策
当店のトレーナーは医療現場へ従事した経験のある理学療法士(国家試験)であり、数々の骨節患者さんも担当してきました。それと同時にスポーツ現場への経験も豊富であり、一般から障害のある方、スポーツ選手との関わりが豊富です。そのため、骨折などの障害への知識は十分にあります。さらに、トレーニングや栄養にまつわる資格も保有しており、実際のお客様へのトレーニング歴・栄養状態・既往歴などのしっかりと事前に聴取し、最大限にリスクを回避して参ります!
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